|
スイスの山中に源流を発して、ヨーロッパ大陸を悠々と流れる父なる川、ライン。その流れは約1300km、ドイツ国内はそのうちの約700km、ボン、ケルン、デュッセルドルフ、クレーヴェを通ったあと、オランダ国内へ入り、ロッテルダムから北海へと注いでいます。 中世の姿そのものを残しつつたたずむ古城や騎士城、ローレライ、山の斜面に広がる雄大なぶどう畑、この川を船でゆったりと下ると、歴史にどっぷりつかってしまい、ドイツの魅力を感じてしまいます。ちなみに、ライン川に古城(13〜14世紀)が多いのは、通行船から通行税を取るためのようです。 ライン下りの観光船は、マインツからデュッセルドルフまで約200kmの間を航行しており、見所が集中するのは、私も乗船したリューデスハイムからザンクト・ゴアルスハウゼンまで。時間にして約2時間です。 ドイツ観光局の公式サイトはこちらから。 |
・ライン下りの一枚 | ・ライン下り |
ライン下りの一枚 |
ライン川の今昔を一枚であらわせる写真です。 |
大河ライン沿いの古城(ライヒェンシュタイン城)、観光船、そして貨物船・・・。 父なる川「ライン」を感じます。 |
ライン下り |
あまり、言葉はいらないかもしれません。しばし、ラインクルーズをお楽しみください。 ただ、ローレライ(妖精の岩)のみ説明します。ラインきっての名勝、そして難所といわれるローレライは、高さ132mという巨岩が川に突き出しています。右に左に大きくカーブした流れの真正面に突然現れるローレライ。ここは川幅113mと最も狭まり、深さは25mで川床には岩礁が横たわります。ライン川、最大の難所であり、そのために伝説(この岩には金髪の水の精たちが住みんで、船が通ると美しい歌声を響かせる。船乗りたちはその美しい姿と歌声に魅せられ、うっかり舵を取り損ねて命を落としてしまう。)が生まれました。 |
銘酒リューデスハイマーで知られるリューデスハイムの街並み (この街から観光船に乗りこみます) | 1871年のドイツ帝国統一を記念して建てられたニーダーヴァルト記念碑の前にて (イベントの予行練習?) |
ニーダーヴァルト記念碑から望むライン川全景その1 (手前はブドウ畑) | ニーダーヴァルト記念碑から望むライン川全景その2 |
ライン下りの観光船 | ライン川沿いの街と後方に広がる一面のブドウ畑 |
ライン川沿いの街 | ライン川沿いの街の教会 (後方の斜面はブドウ畑) |
ライン川沿いの古城、ラインシュタイン城 | ライン川沿いの古城、ノーリッヒ城(改修工事中の模様) |
中洲にある通行税を徴収したプファルツ城 | ローレライ(妖精の岩) (右下の白く見える所にLORELEYと書いてあります) |
ライン下りの番外編 |
ライン川の古城はまだ写真を撮っていますが、1987年撮影のためかネガフィルム内(ネガフィルム表面ではなく、内部)にカビが・・・、ショックです。ここまでカビが出ると修正が難しく、どうしようか思案中です。 |
猫城 | シュターレック城 |