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1992年11月2日、ロンドンから空路ジュネーブ入りしました。 ジュネーブは、スイス23州のひとつであるジュネーブ州の州都で、ヨーロッパ最大の淡水湖レマン湖の西端に位置しています。パレ・デ・ナシオンと呼ばれる国際連合ヨーロッパ本部をはじめとする200近くの国際機関があります。 周囲105kmのうち、103kmをフランス領と接しており、公用語はフランス語、さらにコアントラン空港の北側ターミナル、TGVの発着するコルナバン駅の8番ホームがフランス領で、まさにフランス圏といえます。 市街地は、ブール・ド・フールを中心とした旧市街地と国際機関のある新市街地に分けられ、ほぼ直径4km以内にコンパクトにまとまっています。 質の高い文化や歴史遺産を誇る一方で、周囲には豊かな自然と美しい田園風景が広がっており、保護地区でもある緑豊かなローヌの森を眺めながらの川下りなども楽しめます。また、モンブランなどのスイスアルプスへの観光拠点でもあります。 なお、ジュネーブは、「街の小物」や「街の暮らし」でも紹介しています。 スイス政府観光局の公式サイトはこちらから。 |
PartT | |||
・ジュネーブの一枚 | ・旧市街 | ・旧市街周辺 | ・コルナバン駅周辺 |
PartU | |||
・新市街 | ・レマン湖畔 | ・イギリス公園とバスティオン公園 | ・派手な建物 |
人口 | 面積 | 人口密度 |
約18万人 | 11平方キロメートル | 16364人/平方キロメートル |
ジュネーブの一枚 |
ジュネーブの一枚は、レマン湖に面する新市街から旧市街側を見た夜景です。尖塔を持つ建物は、13世紀に建てられたサン・ピエール寺院で、旧市街の丘の上にあります。銀行などのオフィスビルの光がレマン湖に反射しており、とてもきれいです。 |
レマン湖の湖面に映える旧市街側の夜景(とにもかくにもきれい) |
旧市街 |
ジュネーブの旧市街は、ジュネーブ河畔からサン・ピエール寺院に向かう丘に向けて広がっています。人民主権を唱えたジャン・ジャック・ルソーや宗教改革の功労者ジャン・カルウ゛ァンの家など古い建物が並ぶ街のたたずまいは、中世ヨーロッパそのもので、タイムスリップしたかのような雰囲気です。 サン・ピエール寺院のそばに建つタヴェル館は、12世紀に貴族の私邸として建てられたジュネーブで最古の建物です。1963年に市が買い取り、1979年から1986年にかけて民族博物館に改修されています。なかでも、圧巻は1850年代のジュネーブを再現したジオラマで、町の歴史を肌で感じます。 |
タヴェル館にある1850年ころのジュネーブその1 (手前がレマン湖で、奥が今の旧市街) | タヴェル館にある1850年ころのジュネーブその2 (今の旧市街のアップ、中央がサン・ピエール寺院) |
シテ通りその1(坂を下るとベレール広場) | シテ通りを下り、ベレール広場へ |
旧市街の街並みその1 | 旧市街の街並みその2 |
旧市街の街並みその3 | 旧市街の街並みその4 |
旧市街にある市庁舎(左側) | 旧市街の石畳 |
旧市街周辺 |
旧市街北側のレマン湖沿い、高級ブティックなどの並ぶローヌ通り、そして旧市街の西側に広がる住宅市街地です。市内の建物の色は、モスグリーンが多いのですが、これはモラスという地場産の石の原色が緑色のためだそうです。 |
ローヌ通りその1 | ローヌ通りその2 |
ローヌ通りから小道に入るとこんな感じ | 市民の足、トラム |
旧市街西側の市街地その1 (市内はモスグリーンの建物が多い。これはモラスという地場産の石の原色が緑色のため) | 旧市街西側の市街地その2 |
旧市街西側の市街地その3 | 旧市街西側の市街地その4 |
旧市街西側の市街地その5(住宅街) | 旧市街西側の市街地その6(住宅街) |
旧市街西側の市街地その7(住宅街) | 旧市街西側の市街地その8(住宅街) |
コルナバン駅周辺 |
ジュネーブの中央駅であるコルナバン駅の周辺市街地ですが、建て替わったせいか、中世を感じさせる建物はありませんでした。ジュネーブ市内は、夜遅くまで両替所が開いており、とても便利でした。 |
ジュネーブの観光案内図 (右上がレマン湖、湖に流れ込む左下の川がローヌ川) | コルナバン駅の正面の街並み |
コルナバン駅の駅舎 | コルナバン駅夜景 (中央のバスは、市民の足であるトロリーバス) |
モンブラン通り (ジュネーブ市内で一番にぎやかなショッピングモール) | モンブラン通りの夜景 |